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保険金不払いを回避するために

契約内容を正しく把握する

「どのような場合に、支払いが受けられないのか」を確認しましょう。

生命保険金の不払い問題を回避するための基本は、自身が加入する、または、既に加入している生命保険の契約内容について、その内容を正しく把握することです。「どのような場合に、どれだけの支払いを受けられるのか」を確認して、すっかり安心してしまう方がほとんどですが、知っておかなければならいのは、むしろ「どのような場合に、支払いが受けられないのか」についてです。

たとえば、ガンの診断を受けた時点で「100万円の保険金が支払われる」という契約と結んでいたつもりが、100万円が支払われるのは特定のガンだけであり、それ以外のガンであれば50万円しか支払われない、あるいは、一切支払われないといったこともあります。このような事態を防ぐためには、営業担当者に説明を求めるだけでなく、細かい約款に目を通すといったことが必要です。

 

「告知義務」を全うする

保険に加入したい契約者と、保険契約が欲しい営業担当者の思惑が一致した際に、営業担当者から告知義務違反を勧められるケースもあります。どうしても保険に加入したい事情があったり、「大丈夫です」などと甘い言葉をささやかれたりしても、告知義務違反は絶対にしないでください。後で痛い目に遭うのは、契約者自身だからです。告知義務を全うすることは、生命保険を契約する上で必ず守るべき基本ルールです。

万が一、告知義務違反にあたる事実があったとしても、保険契約が有効となる場合もあります。

※上記に該当する場合でも、契約者に明らかな告知義務違反がある場合、保険金が支払われないケースもあります。

「生命保険の失効」に注意する

保険料の支払いが滞った場合生命保険の失効

生命保険金が不払いになる原因の一つに、「生命保険の失効」があります。生命保険の失効は、保険料の支払いが滞った場合に発生します。生命保険の契約において、保険料の支払い方法が「毎月払い」の場合、2ヵ月連続で保険料を支払わなかった場合、支払いのなかった2ヶ月目の末日で、契約している保険の効力は失われます。「年払い」または「半年払い」の場合、支払い月の翌月の契約応答日※までに入金がなければ失効となります。

このような事態が起こらないよう、保険料の支払いは確実に行いましょう。なお、失効してしまった場合でも、本来支払うべき保険料を1年以内に支払えば、保険契約を復活できます。
「生命保険の失効」に注意する
※契約応答日とは、保険契約を結んだ後の契約日に対応する日のことをいいます。契約日が1月1日なら、月払いの場合は毎月1日、年払いの場合は毎年1月1日が契約応答日となります。

 

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